更新日:2022年12月21日
新型コロナウイルス感染症予防のため、ご来館の皆様に以下の通りお願いがございます。
ご理解、ご協力をお願いいたします。
酒田市立資料館は、考古・歴史・民俗などのさまざまな資料を収集保存、紹介する事を目的に、昭和53年に開館しました。
城輪柵、酒田商人の繁栄、戊辰戦争、酒田大火などに関する常設展示のほか、年数回開催される企画展では、テーマをもって資料展示を行い、湊町・酒田の歴史文化を紹介しています。
開催期間:11月19日(土曜)~令和5年2月12日(日曜)
11月中無休、12月~3月は月曜(祝日の場合は翌日)休館
年末年始(12月29日~令和5年1月3日)休館
開館時間:午前9時~午後4時30分
入館料:一般200円、高校生90円、小中学生50円(市内小中学生は土日無料)
全国各地の船が行き来する物流港として繁栄した江戸時代の酒田。船を降りた船乗りたちが羽を伸ばしたのが、「三遊所」と言われた今町・船場町・新町(高野浜)の遊所です。なかでも商談や接待に使われ、高い格式を誇った今町は、全国の遊所番付で東前頭七枚目に入るほど、名前が知られていました。そのにぎわいは明治以降、今町・台町界隈に発展した料亭街へ受け継がれました。
宴席の席に踊りや唄、三味線などで花を添え、お客をもてなした芸妓の存在は、酒田港繁栄の象徴のひとつです。大正から昭和にかけての花柳界全盛期には、100人を超える芸妓が芸を磨き、今町と新町に分かれて競い合いました。
その活躍の場はお座敷にとどまりません。港座では毎年のように発表会が開かれ、山王祭(酒田まつり)などのイベントでも市民を楽しませました。酒田を全国にPRする観光大使的な役割も担いました。
戦後、生活様式の急激な変化により芸妓の数は減少し、その歴史は幕を閉じる寸前でしたが、平成2年に「舞娘さん制度」がつくられ酒田舞娘として復活。今日まで伝統の灯がつながれています。
酒田舞娘の育成に尽力し令和2年に亡くなった力弥など、主に昭和期に活躍した芸妓たちを紹介し、明治以降の酒田の花柳界の歴史をたどる展示です。
◆資料館調査員による展示解説
日時:12月10日(土曜)、17日(土曜)午前10時~(各回1時間程度)
会場:酒田市立資料館1階企画展示室
料金:無料(入館料別途必要)
定員:各回10名
※駐車場に限りがありますので、申し込み時にお問い合わせください。
※11月19日(土曜)から受け付け。
リーフレットはこちらからご確認ください(PDF:5,207KB)
料亭の座敷で「庄内おばこ」を踊る/昭和(個人蔵)
東京で庄内のPR役を務めた芸妓/昭和27年(1952)
2階常設展示では、古代から近代までの酒田の歴史を紹介しています。
また、明治から昭和中頃まで利用されていた、ちょっと懐かしい昔の道具も多数収蔵・展示しており、小学校の社会科見学で利用されています。
2階常設展示
昔の道具(台所)
令和5年度の実習生の受け入れについて、要綱を作成しましたので、実習希望の方は要綱を確認の上、お申し込みください。令和5年度 酒田市立資料館実習生の受入要綱(PDF:101KB)
令和5年度 酒田市立資料館実習申込書(Word版)(ワード:19KB)
令和5年度 酒田市立資料館実習申込書(PDF版)(PDF:257KB)
当館では、酒田の歴史に関する資料のほか、昔の道具(一部触ることができる資料を用意しております)、酒田を写した古い写真など、酒田市民の生活の移り変わりを物語る資料を所蔵・展示しております。
ご要望に合わせた解説や、資料館調査員が学校にお伺いする「出前授業」も行っておりますので、ぜひ社会科や総合学習の時間などの学習活動にお役立てください。詳しくはこちらの資料をご覧ください(PDF:417KB)
出前授業のようす
展示解説のようす
酒田の歴史や昔の道具についてのクイズです。
ぜひ挑戦してみてください。
これまでに開催した企画展のリーフレットや、解説資料などを掲載しています。
「酒田の人物展(平成28年度まで)」で紹介した人物の略歴は、以下の一覧をご覧ください。
映画館「グリーンハウス」の小冊子「グリーン・イヤーズ」とその目録を公開しています
企画展名 |
開催期間 |
---|---|
酒田湊の繁栄はここから始まった |
4月9日(土曜)から6月20日(月曜)まで※終了しました |
絵と写真に残る 庄内の農耕風景 |
6月25日(土曜)から9月5日(月曜)まで※終了しました |
見て楽しい 昔なつかし 酒田の看板と広告 |
9月10日(土曜)から11月14日(月曜)まで※終了しました |
酒田の芸妓 |
11月19日(土曜)から令和5年2月12日(日曜)まで |
もっと楽しい!おひなさま |
2月18日(土曜)から4月3日(月曜)まで |
タイトル、内容は変更になる場合があります。
酒田市一番町8-16
午前9時から午後4時30分
期間 | 備考 |
---|---|
4月から11月 | 無休 |
12月から3月 | 月曜日休館(祝日の場合は翌日休館) |
年末年始(12月29日から1月3日)は休館となります。
令和4年
2月22日から25日、4月5日から4月8日、6月21日から24日、9月6日から9日、11月15日から18日
令和5年
2月14日から17日
対象者 | 料金 |
---|---|
一般 | 200円 |
高校生 | 90円 |
小・中学生 | 50円 |
団体(20名以上) | 一般 160円 |
個人年間券 |
530円 |
幼児以下無料
「身体障がい者手帳」または「療育手帳」及び「精神障がい者保健福祉手帳」をお持ちの方と介助者1人の入館料は個人・団体を問わず半額になります。
調査・研究でご来館のお客様は、前もって資料館にご一報下さい。
資料撮影や複写をご希望の方は、書類の提出が必要です。
ご協力よろしくお願い致します。
平成9年に資料館20周年を記念して作成した、酒田市立資料館20周年記念図録に若干の残部数がございます。
必要な方は、資料館に直接おいでいただくか、電話、メールでお問い合わせください。
料金 2,095円(消費税込み)
郵送を希望する場合は別途郵送料を頂戴します。
酒田市立資料館20周年記念図録
本文見本
あり(無料)
酒田市立資料館
〒998-0046 酒田市一番町8番16号
電話:0234-24-6544
ファックス:0234-24-6544
Email:sakata-city-museum@city.sakata.yamagata.jp
酒田市立資料館のマーカーリスト
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