更新日:2021年2月5日
副市長 矢口 明子
昼休みに時間のある日は、市役所周辺の飲食店で一人昼ご飯を食べています。どのお店に入っても本当においしくて、いつも感激しながら頂いています。酒田市民は当たり前に思っているのかもしれませんが、このように手頃な値段でおいしいものが「はずれ」無く頂けるまちは、ほかにありません。東京に行けば、おいしいものが食べられたとしても値段が高かったり量が少なかったり、また手頃な値段で食べようとすると結構「はずれ」の店も多いです。私たち酒田市民は、おいしいものを普段の生活の中で当たり前のように頂けるとてもありがたいまちに住んでいるのです。
そんな私たちの「宝」である市内飲食店の皆さんが今、来店客の減少により大変な状況に置かれています。県外からの観光客の来店が望めない今、私たち市民が飲食店を利用しなければ、私たちの大切な「宝」を失ってしまうことになります。
高齢者や持病のある方、そしてそれらの方々と日々接している方は外食は難しいかもしれませんし、経済的な理由から頻繁にはできない方もいらっしゃると思います。私たち公務員も外食・テイクアウト・出前の利用に日々努めていますが、その輪を市民一人ひとりに広げていけば、もっと大きな力になり、私たちの「宝」を守ることができるのではないかと感じています。ぜひ外食が可能な方は、家族などいつも顔を合わせている人たちとともに、お気に入りのお店に食べに行きませんか? 日頃家庭内で「料理」という仕事を担当している家族に対して、また一人暮らしの方は自分へのご褒美として、「休日」をプレゼントできるのもステキなことですね。