更新日:2021年11月12日
11月12日から25日までの2週間は、女性に対する暴力をなくす運動期間です。今年度のテーマは、「性暴力を、なくそう」です。望まない性的な行為は性暴力であり、それは性別や年齢にかかわらず起こります。交際相手や配偶者から被害を受けることもありますので、「これは性暴力かな?」と思ったら、一人で悩まず相談窓口(#8891はやくワンストップ)に相談しましょう。
また11月は児童虐待防止推進月間です。子どもへの体罰は法律で禁止されています。「これは児童虐待かな?」と思ったら、ためらわずに児童相談所(189いちはやく)、もしくは市役所内の子ども・家庭総合支援室(令和3年4月開設)へ連絡して下さい。子ども・家庭総合支援室では、子育てに悩む保護者や悩みを持つ子どもたちからの相談も受け付けています。
女性(男性)に対する暴力も、児童に対する虐待も、相手を「下」に見る態度や同じ人間として尊重することをしない姿勢から生まれるのだと思います。子どもを含めどのような相手であったとしても、一人の人間として尊重して接することができているか、自分自身があらためて振り返る期間にしたいと思います。
酒田市では、「女性に対する暴力をなくす運動」や「児童虐待防止推進月間」を広めるため、日和山公園の六角灯台をパープル色(女性に対する暴力をなくす)とオレンジ色(児童虐待防止)にライトアップしています。また、市役所本庁舎正面玄関と交流ひろばでは啓発の展示をしています。DV(ドメスティック・バイオレンス)や児童虐待とは何か、どのような場面で起こりやすいのかなど、私自身も学ぶ機会にしていきます。
酒田市副市長 矢口 明子