更新日:2021年1月4日
副市長 矢口 明子
新型コロナウィルスによって私たちの生活が大きく変わった昨年は、女性たちの懸命の働きによって支えられた一年でもあったと思います。例えば、自らの危険も顧みず患者のために働いた看護師、検査をはじめとする膨大な業務に忙殺された保健師、重症化しやすい高齢者を感染させないよう細心の注意を払って接した介護士、働く親を支えるため子どもを受け入れてくれた保育士、経済的に大きな影響を受けた飲食店・ホテル等サービス業で働く人たち、そしてステイホーム中の家事・育児を担った人たち、それらの多くは女性だったのではないでしょうか。
新型コロナウィルスとの戦いは、今年もしばらく続きます。女性の皆さん、そして男性の皆さんも大変な思いを決して一人で抱え込まずに、周りの人たちと分かち合いながら、今年も無理せず生きていきましょう。
酒田市は平成29年10月「日本一女性が働きやすいまち」を目指す宣言をしました。その取組みを加速するため令和3年1月より「日本一女性が働きやすいまち宣言に賛同するリーダーの会」を立ち上げることにしました。女性が働きやすいまちは、男性が働きやすいまちでもあります。多くの市内経営者が「リーダーの会」に参加することを期待するとともに、多くの市民に本市が「日本一女性が働きやすいまち」を目指していることを知ってほしいと思います。
2021年が皆にとって良い年となるよう、今年も施策を進めていきます。
酒田市副市長 矢口明子