更新日:2023年3月3日
100年フードのロゴマーク
文化庁令和4年度食文化機運醸成事業「100年フード」に応募した「酒田のラーメン」と「むきそば」が、100年フードとして認定されました。
「100年フード」は、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を継承する目的で文化庁が取り組みを進めているもので、令和3年度は131件、令和4年度は70件が認定を受けたものです。
認定を受けた団体は、100年フードのロゴマークを使用できるほか、100年フード公式ウェブサイトで継続的に情報発信が行われるというメリットがあります。
文化庁100年フード公式ウェブサイト(外部サイト)
100年フード認定を受けた「酒田のラーメン」
酒田のラーメンは「未来の100年フード部門~目指せ、100年!~」で認定を受けました。
大正15年に中国人が伝えた「支那そば」を源流とする、魚介だしのあっさりとしながらもコクのあるしょうゆ味の「酒田のラーメン」。市内の店の多くが、伝統的な味をベースとしながらも、日々研究を重ね、独自の味を生み出しています。伝統的なしょうゆ味だけではなく、新しい味に挑戦する店も含めて「酒田のラーメン」。ラーメン店全体のレベルが高いのもまた、酒田のラーメンの特徴です。
昔ながらの味「むきそば」
むきそばは「伝統の100年フード部門~江戸時代から続く郷土の料理~」で認定を受けました。
むきそばは、ソバの実をむいてゆでたものに出汁をかけて食べる酒田の郷土料理です。料亭などで食べる機会も多く、酒田市民にとって懐かしい味のひとつでありながらも、どこか特別感を感じさせる料理です。山居倉庫酒田夢の倶楽などでは、缶詰やレトルトで販売され、お土産品の中でも上位の人気を誇ります。かつて北前船が運んだといわれる伝統料理。今後も市民に愛され続けることでしょう。
地域創生部 交流観光課 観光戦略係
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