更新日:2020年7月22日
シートベルトは、車に乗る人の命を守る命綱です。
ドライバーは同乗する家族や友人、知人の大切な命をあずかっています。
全席にベルトの着用を呼びかけ、正しく装着してから出発しましょう。
シートベルトの着用率は、運転席と助手席同乗者はともに95%を超えていますが、後部座席同乗者の着用率は一般道路で約40%、高速道路等では約74%と運転者や助手席同乗者に比べ低くなっています。
後部座席でシートベルトを着用しないと
(1)車内で全身を強打する
(2)車外に放り出される
(3)前席の人が被害を受ける
などの可能性があり、とても危険です。
高速道路や自動車専用道路での非着用は交通違反の対象になります。後部座席を含めた全ての座席でシートベルトとチャイルドシートの着用を徹底しましょう。
肩ベルトは鎖骨の中央部を通るようにし、腰ベルトは腰骨を巻くようにして腹部にかからないようにしましょう。ベルトのたるみやよじれは直しましょう。
6歳未満の幼児を車に乗せて運転するときは、必ずチャイルドシートを使用しなければなりません(道路交通法第71条の3第3項)。近年のチャイルドシートの使用率は約78%で、横ばい傾向にあります。チャイルドシートを使用していても、車両への取り付けが不十分であったり、正しく座らせなかった場合にはチャイルドシート本来の機能が発揮できないことがあります。また、交通事故による致死率も正しく装着されているときに比べ約11.1倍も高くなっています。チャイルドシートの適正な使用が子どもの命を守ります。
6歳未満の子どもやシートベルトを適切に着用できない子どもは、チャイルドシートを使用しましょう。シートベルトは成人用に作られています。衝突時に体を適切に保護できず、首などに重大な障害を生じるおそれがあります。同乗者が抱っこする、大人用のシートベルトを使用するのでは、万が一の場合、子どもを守ることができません。
助手席用のエアバックを備えている自動車の場合には、なるべく後部座席でチャイルドシートを使用させましょう。やむを得ず助手席で使用させるときは、座席をできるだけ後ろまで下げ、必ず前向きに固定しましょう。
※チャイルドシート、ジュニアシートの取り付けが不安な方はご相談ください。
車両への取り付けが不十分だったりしっかり固定されていないと、衝撃の際にシートベルトから分離する恐れがあります。正しく装着されているか確認してから出発しましょう。また、国の安全基準への適合が確認されたチャイルドシートを使用しましょう。
6歳以上の子どもであっても、体格等の事情により、シートベルトを適切に着用させることができない場合は、チャイルドシートを使用しましょう。
市民部 まちづくり推進課 市民相談室
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