更新日:2024年1月5日
庄内文化賞は、庄内地方に居住し、学術、美術、音楽、演劇、舞踊等の活動において、優れた成果をあげた個人または団体を顕彰するもので、庄内地方の文化・芸術の振興に寄与することを目的としております。
酒田市教育委員会が昭和54年に制定して以来、令和4年度までに16団体と28人の方々が受賞されております。
酒井 天美 氏 (鶴岡市家中新町)
松岡物産株式会社の代表取締役社長として多彩な事業を手掛け、庄内地域の活性化に貢献をされました。
昭和61年に松ヶ岡開墾場の二番蚕室を利用して設立した「ギャラリーまつ」では、29年間という長きにわたり、500回を超える展覧会を開催し、庄内地域をはじめとした国内外のアーティストによる、芸術作品を幅広く紹介してこられました。
一方、自身も歌人として芸術活動に励まれ、令和4年9月に上梓した歌集「四季の恵」は、多くの方から好評を得ています。
また、「鶴岡シルクサミット」をはじめとする多くの講演会を通して、庄内地域の歴史と文化を広く全国に発信し、次世代の育成にもご尽力いただきました。
このように、庄内地域の郷土文化の継承と文化芸術の振興に多大の貢献をされました。
阿部次郎文化賞は、本市出身の哲学者・阿部次郎先生に関する研究のほか、哲学、美学などの研究に実績が顕著な個人または団体を顕彰するものです。
昭和59年に旧松山町が制定、平成17年の合併後は酒田市が引き継ぎ、令和4年度までに4団体と23人の方々が受賞されております。
該当者なし
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