更新日:2022年12月13日
行動中のトラブルなどによる予定変更、持ち物の過不足などは、楽しさを損なうだけでなく、ときには重大な事故にもつながりかねません。無理のない計画・細心の準備と、登山前の万全な体調管理を心掛けましょう。
体調に不安はありませんか?トレーニングを行っていますか?前日、良く眠れましたか?仕事や勉強疲れはありませんか?発熱、のどの痛み等新型コロナウイルス感染の症状があるときは無理をせず、入山を控えましょう。
誰とどこへ行くのか?メンバーは決まっていますか?どれくらいの時間か、上り下りはどれくらいか?もしもの時の逃げ道は知っていますか?
水、食料(ゼリー等)、レインウェア、防寒具、ヘッドライト、地形図は、どんな簡単な低い山でも、晴れているときでも忘れてはならない装備です。
基本は登山届を地元警察署に提出、または登山口の提出用ポストに投函します。ほかにも今は手軽に、インターネット山形県山岳情報ポータルサイトのやまがた山登山届フォームで提出、共有できて家族や友人も安心です。
(1)道迷い(2)転倒・転落・滑落(3)低体温症・凍傷(4)熱中症・脱水症
(5)危険な野生生物(6)雪崩・崩落(7)落石(8)火山噴火(9)落雷(10)増水・鉄砲水
※上記について詳しくは、次の公益社団法人日本山岳ガイド協会等が発行する「安全登山ハンドブック」に記載されています。
公益社団法人日本山岳ガイド協会 安全登山ハンドブックのご案内
山岳救助隊は、登山道からの滑落や山岳地域での急病人等の事故に対応するため、平成19年に発足し、現在の隊員数は48名です。鳥海山を含む山岳地域での活動は、地形や気象の状況により厳しい環境下で長時間の活動を行う特殊性があります。そのため、消防署の山岳救助訓練用壁体での訓練や、山形県消防防災航空隊等と連携した訓練を行い備えています。
分割式バスケット担架
レスキューハーネス
登山用ザック
カラビナ
山岳ロープ
通気孔付ヘルメット