コイヘルペスウイルス病まん延防止について
更新日:2020年7月3日
コイヘルペスウイルス病のまん延防止のためのコイの持出しの禁止及び放流等の制限について
コイヘルペスウイルス病のまん延防止のため、公共用水面においては、コイの持出し、放流等を行うことはできません。
庄内管内におけるコイの持出しを禁止する範囲は、次のとおりです。
(山形県告示第223号)
(山形県内水面漁場管理委員会指示第2号)
- 新井田川並びにその支流及び当該支流に合流する小支流並びに豊川
- 鶴岡市熊出地内の赤川頭首工から下流の赤川並びにその支流及び当該支流に合流する小支流
(期間:令和2年4月1日から令和3年3月31日まで)
コイヘルペスウイルス病のまん延を防止するために
水温が高くなると、コイヘルペスウイルス病が発生する可能性があります。
コイヘルペスウイルス病は、コイ(マゴイ及びニシキゴイ)特有の病気であり、コイ以外の生物や人間には全く影響がありませんが、感染力、死亡率が高く、現在のところ治療法も確立されていないため、発生すると甚大な被害を及ぼす危険性があります。
コイヘルペスウイルス病のまん延を防ぐために、次の点についてご協力をお願いします。
- 川や湖、釣堀などで釣ったコイをほかの川や湖、池などに放すことはやめましょう
- 飼っているコイや死んだコイを、川や湖、池などに放したり捨てたりすることはやめましょう
- 川やため池、自宅の池などでコイの大量死や異常を発見した場合は下記へ連絡してください
山形県水産振興課(電話:023-630-3298)
山形県庄内総合支庁水産振興課(電話:0234-24-6046)
コイヘルペスウイルス病に関するQ&A
問1 コイヘルペスウイルス病は、人に感染しませんか?
回答1
このウイルスは人に感染することはありません。
仮に感染したコイを食べても人に影響はありません。
このウイルスは30度以上では増殖できないため、人(体温:36度から37度)では感染は成立しないからです。
問2 コイヘルペスウイルス病とはどんな病気ですか?
回答2
コイに発生する病気です。感染しただけでは症状は現れませんが、発病すると動きが鈍くなったり、えさを食べなくなります。
目立った外部症状は少なく、えらの退色などがみられ、死亡率が高い病気です。
問2 原因は何ですか?
回答3
コイヘルペスウイルス(KHVと呼ばれるウイルスが原因です。
問4 コイ以外の魚には感染しませんか?
回答4
マゴイとニシキゴイ以外の魚には感染しないとされています。
問5 どのように感染していきますか?
回答5
原因となるウイルスは、この病気にかかったコイから水を媒介して他のコイに感染します。
問6 一番発病しやすい条件は何ですか?
回答6
水温が約18度から約25度のときに最も発病しやすくなります。
参考
お問い合わせ
農林水産部 農林水産課 水産振興係
〒998-8540 酒田市本町二丁目2-45
電話:0234-26-5753 ファックス:0234-26-6483
