傷ついた野生鳥獣について
更新日:2018年6月28日
傷ついた鳥獣を見つけたら
野生動物は厳しい自然界の中で生きており、他の動物から襲われるなどによりケガをしますが、軽いケガであれば自然に回復するたくましさを持っています。人が捕まえようとすることでストレスを受け、かえって弱らせてしまう可能性があるため、保護することが動物にとって必ずしも良いこととは言えません。かわいそうだと思っても見守ってあげることが大切です。弱っている動物を助けようとする気持ちは大切ですが、人が必要以上に自然界に干渉することで、生態系を乱す危険性があることを理解してください。
ヒナを見つけたら
地面に落ちていても拾わずにそっと見守ってあげましょう。巣立ち直後のヒナはほとんど飛ぶことができずあまり動きません。親鳥は人が近くにいると警戒してヒナに近づけないため、その場から立ち去る方が良いでしょう。かわいそうだと思って保護したつもりでも、ヒナを親鳥から引き離すことになりますのでご注意ください。
「ヒナとの関わり方がわかるハンドブック」(PDF:2,939KB)
野生鳥獣への餌付けは止めましょう
野生動物は自然の中で自ら餌を採って生きています。餌付けにより野生動物を人のそばに呼び寄せることで、自ら餌を採れなくなるばかりか、共通の感染症にかかる危険性が高まります。餌付けの自粛についてご理解とご協力をお願いします。
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