海外旅行での感染症予防について
更新日:2019年12月16日
海外旅行をされるみなさまへ
海外に滞在している間、感染症を予防するには、感染症についての正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。
海外での感染症予防のポイント
- 最も感染の可能性が高いのは、食べ物や水を介した消化器系の感染症です。
- 日本で発生していない、動物や蚊・マダニなどが媒介する病気が海外では流行していることがあり、注意が必要です。
旅行中に注意すべきこと
- 十分に火の通ったを料理を食べましょう。
- 蚊・ダニに刺されないよう服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう。
- 生水・氷・生の魚介類・カットフルーツの飲食は避けましょう。
- 動物は狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスをもっていることがあるので、むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
帰国時・帰国後に体調が悪くなったら
帰国時
空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談を行っています。帰国時に発熱や咳、下痢、具合が悪いなど体調に不安がある場合は検疫官へ相談しましょう。
帰国後
感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上のものもあり、しばらくしてから具合が悪くなることがあります。その際は速やかに医療機関を受診しましょう。また、受診時は渡航先、滞在期間、飲食の状況、動物との接触の有無、ワクチンの接種歴を必ず伝えましょう。
